正しいクレンジングでより美肌に
クレンジングはフェイスケアの基本です。クレンジングの質を高めると以下のメリットを得られます。
- クレンジング(洗顔)の刺激によるダメージを軽減
- 化粧品の成分が残るダメージ原因をなくす
- 保湿剤などフェイスケア用品の浸透率がアップする
正しいクレンジングをすれば、より美白に変化していきますよ。
クレンジングの種類・正しい手順・ポイントをまとめました。
クレンジングの選び方
クレンジングの種類は油成分および洗浄力が強い順に以下の種類があります。
- オイルタイプ
- バームタイプ(オイルを固めたタイプ)
- クリームタイプ
- ジェルタイプ
- ミルクタイプ
- ローションタイプ
種類による違いのほか、配合成分の違いが大きいです。
基本的にオイル成分が多いほど洗浄力が強いですが、肌の油分を奪ってしまい乾燥肌になりやすいです。
クレンジングは肌質に応じてタイプを使い分けるようにしましょう。
乾燥肌の人は油分が少なくて肌に優しいタイプ。
脂性肌はオイルタイプ・バームタイプなど洗浄力が強いタイプを選びましょう。
おでこ・ほっぺ・鼻など部位によって肌質の異なる混合肌の方は、適度な洗浄力と肌への優しさを兼ね備えたクリームタイプ・ミルクタイプなどがおすすめです。
肌状態によって使い分ける
肌の乾燥状態は季節(湿度)と体調(生理周期)によって異なります。
洗浄力の異なるクレンジングを2種類以上常備して、その日の肌状態に応じてクレンジングを使い分けることをおすすめします。
クレンジングを使った後にザラつく感じが残る場合はオイルタイプなど強めのクレンジング。
つっぱる感じがあれば肌に優しいクレンジングへの変更を検討するとよいでしょう。
クレンジングの正しい方法
正しいクレンジング方法は、肌に汚れを付着させないように配慮し、肌ダメージを少なくすることが大切です。
クレンジングの正しい方法と効率を高めるポイントをご覧ください。
クレンジングは手を使って行うもので、手が汚れていると手の汚れや殺菌が毛穴に入ってしまう恐れがあります。
クレンジングする前は手を綺麗に洗いましょう。
また、手を洗った後は綺麗なタオルで拭いて手を乾燥させることが大切です。
濡れた手でも使えるタイプでも、まずは手をしっかり乾燥させてから適量の水を混ぜながらクレンジングするとよいでしょう。
クレンジング剤によって正しい使い方が異なります。
クレンジング剤の商品ラベルや公式サイトを確認して、正しい使い方を確認してみてください。
オイルクレンジングは水で乳化させてから使うなど、タイプ別に正しい使い方ができないと効果が半減します。
一度に使うクレンジング剤の量も適量でないといけません。多すぎても少なすぎてもダメなので、メーカーの推奨する量を守って使いましょう。
- ポイントメイク
- Tゾーン(おでこ・鼻)
- 頬
- 目と口回り
目と口回りは肌が薄くてダメージを受けやすいです。
まずは目のメイクから落とす方が多く見られますが、ひとつのクレンジング剤を使う場合は目を最後に落とすようにしてください。
目や口回りの化粧が落ちにくい場合は、専用のリムーバーやクレンジングペーパを使うなど、部位別にクレンジング方法を変えるようにしましょう。
部分的にクレンジング方法を変える場合、それぞれの部位をひとつの方法で完結することが望ましいです。
リムーバーやクレンジングペーパを併用する場合は、肌がしっかり乾燥している状態で目と口のクレンジングを先に行ってから、オイルやジェルで先に化粧を落とした部位を避けるように行いましょう。
30~32度くらいのぬるま湯ですすぐことが理想です。
水だと汚れやクレンジング剤を洗い流すことができず、お風呂と同じ温度(40度前後)だと、熱すぎて肌に必要な水分・油分を一緒に落としてしまいます。
正しくクレンジングしても、汚れたタオルで拭いてしまうと意味がありません。
肌への刺激が少ないフワフワのタオルで、強くこすらずに優しく拭き取りましょう。